F-16C/91-0471 Block50D
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↑ このパイロット、エプロンから出てきて直、レンズを通して目が通じ合い、何かやりそうな表情だったので、サインを送ったら両手で大きなポーズをとりながら、転がってきた。
2022年11月全国で開催された日米共同統合演習キーン・ソード23”Keen Sword23”の一環で百里基地で行われた35th FW F-16C/Dと航空自衛隊との演習に出向いてみた。航空自衛隊のF-2戦闘機とのDACTは、数日だけで、彼ら独自の自衛隊基地をベースにした移動演習が主目的だったような感じである。報道によれば、百里基地での共同訓練は今回で11回目になるそうで、11機のF-16Cと1機のF-16Dの計12機のバイパーが百里に到着したのは、11月9午前日10時半頃、土日を除き昼間・夜間を問わず飛行訓練を実施するとの事で、百里を目指した航空マニア達も彼らの訓練時間を予想するのが大変だったようである。キーン・ソードとは「研ぎ澄まされた剣」を意味するが、最近は演習名で「Keen」が良く使われる。どんな名刀も研がなければ鈍になる・・訓練で磨きをかけ、鋭い切っ先を敵に向けて誇示し、隙を見せないことが侵略を防止する唯一の手立てである。そう言う意味だと、勝手に理解している。
 さて 、この共同演習の地域は広大で、陸海空三位一体で同時に進行しているので、航空マニアだけでも、三沢、百里、岩国、築城、新田原・・どこに行こうかと思案を巡らせ、悩んだのではないだろうか。
F-16C/91-0382
↑ このf-16C/91-0422は、2006年のグアム島でのバリアント・シールド演習、そして2007年のネリスでのレッド・フラッグ演習に参加した機体。
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↑ F-16C/91-0382 ブロック50Dである。このF-16Cはキャノン空軍基地の第27戦闘航空団(CC)所属時、522nd FSの司令官機だった機体で、部隊閉鎖と共に移動してきた機体だ。 2006年頃から三沢基地の戦列に加わった。1999年第20戦闘航空団(SW)所属の頃、中東の飛行禁止区域でハームでイラクのSA-2000を破壊している。
↑ F-16D/91-0471 Block-50Dである。13th FS所有のD型にはF-16D/91-0477も有り、本年の横田基地公開で展示飛行している。
F-16C/91-0423 Block50D
F-16C/91-0422 Block50D
Wings